手品

マジックを「手品」と呼んだ日本語のセンス!!!
手品は魔法ではなく、手の技なのだと気付いたのはずいぶんあとでした。
手品は、どんなに技術が発達してイリュージョンと呼ばれるようになっても、
どこかちょっとだけレトロ感が漂う感じがします。
手品師の衣装とか、なぞのボックスの装飾とか、舞台そでのカーテンとか。
この額、深いブルーにかすかな銀のほしのようなよごしが入っています。
銀の粒々の縁取りは、なんとなくマジック用品感ありです。
モチーフはオーソドックスなシルクハットと鳩。

2020年11月制作の小さな手製絵本「品々」掲載作品。
掲載ページに添えた短歌はこちら。

手品師の
語る指先 ピンと跳ね
ハトはドヤ顔
お客ため息


額130×130×16㎜
絵88×88㎜
ダ・ラッカーナ製額
額材:イタリア
制作 2020年
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